学習サポートと居場所づくり
私たちは、子どもたちが将来の選択肢を少しでも広げられるようにという想いのもと、2021年にマナビファクトリーとして活動を始めました。
一般的な塾が合わない、経済的な理由で塾に通うことが難しい、気軽に過ごせる放課後の場所がほしい、様々な想いを抱える子どもたちに寄り添える空間を提供したいと考えています。
また、子どもたちが卒室してもいつでもこの場所に帰ってきたいと思えるような、堅苦しさを感じず居場所感を感じられるような場所づくりを大切にしています。
子どもの貧困を学習サポートで解決する
私たちの掲げるミッションの1つに、「地域から貧困をなくすこと」があります。
子どもの貧困問題と、学力格差の問題・子どもたちの生きづらさの問題は密接だと考えます。
貧困は、当事者の努力だけで克服できるものではありません。貧困に苦しむ人たちは、彼らが怠けていたからそうなったのではありません。
日本の子どもの貧困率は7人に1人と言われています。
極端に言えば、7人に6人の子どもたちは、中高と学習塾に通いながら望む大学や専門学校に進学し、そこでは適度にアルバイトはしつつも部活動やサークルに入り、適度に遊んで交友関係も良好、余裕をもって就職活動に取り組むことが出来、概ね自分の望んだ企業に就職、社会人になってからは慣れない新生活にストレスもあるが、学生時代に出会った悩みを打ち明けられる多くの友人がいる…そんな姿も珍しくはないかもしれません。
では、そうではない1人はどうでしょう。
母子家庭でお母さんは家計を支えるためにパートを掛け持ちし、家にはほとんどおらず、部活動だけでもへとへとに疲れているのに、帰宅すると幼い弟妹の面倒を見て、自分の宿題にすら取り掛かる気力もない…。
中学1年生の2学期ごろから授業に少しずつついていけなくなり、提出物も出し切れずに成績は下がる一方。
経済的に私立の併願受験など出来ないため、偏差値的にギリギリな志望校にはチャレンジが出来ず、行きたいわけでもない定員割れの高校に進学。望んだ高校でないためモチベーションは上がらず、それでも将来の目標のために大学を目指すけれども予備校に行くお金などなく、進学のためのアルバイトをすれば学力面で大学が遠のく…。
かろうじて大学に入ることが出来ても、奨学金とアルバイトは必須で、サークルも思うように参加できず、成績もギリギリ。就職できても、今度は毎月の奨学金返済が待っている…。
環境に将来が左右されないように
先に挙げたような子は、決して架空の登場人物ではなく、実際に私たちが過去に関わったことのある生徒です(複数のケースを混ぜています)。そして、この現代の日本において、こういった境遇にある子どもたちが多くいる現実があります。
私たちマナビファクトリーは、生まれ育った環境によって子どもたちの将来が左右されることのない世の中を本気でつくることを目指します。
「学び」の連鎖がどこまでも広がるように
マナビファクトリーは、
子どもたちが、学んだことが自信につながること、
その自信が新たな学びの意欲につながること、
自分も他の誰かの役に立てると気づけること、
自分の「存在」に自信を持てることを目標としています。
マナビファクトリーという名前は、
「学び」という材料を子どもたちに提供し、様々なものを生み出す人に育ってほしい、
そのような願いからつけられました。